商品説明
2024年に発表された国内蒸留のとジンからはお米のスピリッツを採用しました。
能登のお酒であるなら、お米との関わりは欠かせません。輪島市白米の白米千枚田に代表されるように、能登では米づくりが行われてきました。能登の地形は平野が少なく、海と山の距離がとても近いのですが、人々はそのような土地でも少しでも耕作できるようにと長年かけて工夫をしながら稲作を行ってきました。
そして能登各地に伝わる、田の神をもてなすための収穫と祈念の祭祀である「あえのこと」は、日本の中でも他の地域では類をみない能登独自の神事として現在まで受け継がれています。
このように能登とお米づくりはとても強い結びつきを持っています。そのお米のスピリッツを表すために、「氣」という文字を採用しました。ライススピリッツを一言で表すのにこれほどわかりやすい文字があるでしょうか。
「氣」という漢字は、目に見えないエネルギーや生命力、またはそれらが活動する状態を表します。
「氣」は、象形文字である「气(きがまえ)」と「米」から成り立っています。
「气」は、雲や蒸気など、形のないものを表し、
一方、「米」は、稲穂の象形であり、生命力やエネルギーの源を意味します。
「氣」は、これらの要素を組み合わせることで、天地を巡るエネルギーや、生命を育む力、さらには人の心や感情といった、目に見えない力や状態を表現するのに使われてきました。例えば、「元気」「やる気」「運気」「気持ち」など、日本語では「気」を使った言葉が数多く存在し、それぞれが「氣」の持つ様々な意味合いを反映しています。
「のとジン氣」の味わいを通じて、お米やお米づくりを大切にしてきた日本人、奥能登の人々に思いをはせていただければうれしく思います。
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